カムイエクウチカウシ山

(カムエク)

1,984m
二万五千図  : 札内川上流


0:00 七の沢出合 13:40
1:40 八の沢出合 12:00
3:10 標高1000m三俣 11:00
6:10 八の沢カール  9:00
6:50 コル  8:30
7:50 カムエク頂上  7:50
ピラミッド(左)とカムエク(右)、八の沢カールと八の沢
北側から望むとピラミダルな山容をもつ、日高山脈の第二の高峰で、その懐に多くのカールを持つ日高山脈の名峰。 「カムエク」の略称で親しまれる、カムイエクウチカウシ山はアイヌ語で(カムイ・エクチカ・ウシ・イ=熊が・ 岩崖を踏み外して下へ落ちる・よくする・所)を意味する。
日高にはアイヌ語の山名が多いが、本来のアイヌ名ではなくて、アイヌ語名らしく後で命名されたものが多く、 この山もその一つでアイヌの山案内人.芽室村の水元文太郎により命名されれた。
中札内村より札内川林道に入り(札内ダム迄は立派な舗装道路)、七の沢に至る。林道は七の沢出合まで通じており七の沢出合の 2〜300メートル手前が駐車場です。

早朝出発の方はコイカクシュサツナイ沢(コイカク沢)手前の札内ヒュッテ(無人)かピョウタンの滝公園内にある 日高山脈山岳センター(連絡先:中札内村観光協会 п@0155−67−2311)がある。 七の沢では林道工事中で、出合の工事事務所前より札内川に入り、八の沢出合迄は適当に徒渉を繰りかえし、 単調な河原歩きが続く。 沢が大きく左へ曲がると八の沢出合である。









七の沢出合〜八の沢出合迄の様子

八の沢出合は快適なキャンプサイトです。八の沢カール迄の途中に何ヶ所かキャンプ可能な場所もあるが増水時には危険。 早い時期(7月中旬頃まで)なら三股の雪渓上もキャンプ可能場所であるが八の沢出合か八の沢カールにテンパルのが一般的。 出合から1000m三股迄も単調な河原が続くが、三股(1000b)で河原歩きも終わり左手からは100m近い落差の滝をみる。 三股付近がこのコースのハイライトで、登路は中央の二段になった滝の沢の右側の巻き路で、 最初の高巻きが終わる付近で右から枝沢が入り、巻き路は左側へ移る、カール迄には滝がいくつかあるが全て巻き路がある。

尚1000m三股から二段の滝の沢左手ブッシュにも巻き路があり滝上部でトラバースして前述の巻き路に合流する。 トラーバス中程で真横のトラーバスからやや斜め上部がルートに思われる地点で一段下方にルートをとる。
八の沢下部


カール手前でカールからの伏流水が顔を出すとすぐ八の沢カールである。カールにはよく熊が出没するので カール手前で声等を出してからカールへ入ろう。カールには熊に襲われ犠牲となった福岡大ワンゲル部員3名の鎮魂のレリーフがある。

カールからはピラミッド(1,840m)とのコルを目ざし急なカールの壁を登る。 コルからは稜線の路をたどって頂上に至る。途中露出した岩の急峻な場所もあるが危険はない。 頂上からは360度日高の山並みを堪能できる。
三股手前の雪渓 三股付近








カール手前 コルからのカムエク