試運転・デモンストレーション情報(弊社が立ち会った情報のみ掲示しています)


弊社が「RINIERI社」と2018年に取り引きを始めて5年目を迎えました。


仕事柄各地の果樹園・ワイナリーを訪問して話しを伺うと、今まで果樹園向け作業機を取り扱っている商社は殆ど無く、

果樹園向き作業機を購入するには、個人輸入や輸入代行で購入するしか方法がありませんでした。

販売店の営業マンも取り扱った事が無い為情報に乏しく、お客様はネットの情報のみで購入しているのが現状です。

結果として購入した機械が粗悪品だったり、日本の木では使えないまま納屋に眠ったままの機械を多く見受けられました。

また、クレームやアフターパーツを取り寄せれずに困っている方もいらっしゃいました。

弊社では4年間の経験値の情報を共有して、適正な作業機のアドバイスもしております。


お気軽に「お問合せ」フォームよりメール又は、お電話でお問い合わせ下さい。


※  弊社は輸入商社の為、デモンストレーションは農機販売店より、有料にて行っています。
お近くの農機販売店にご相談下さい。


★長野県塩尻市  TURBO サッカーリムーバー / バイオスター (2023年度)

     

こちらの圃場では現在除草剤は一切使用せず、樹間はモアで処理している。

まず、バイオスターを使ってみるが畦間が2.2mと狭く、速度を出す事が難しく上手く土を起こす事が出来ていない。

更に、雑草の根が多くディスクに絡まってしまいディスクが回転せず土が起せなかった。

これは回数を重ねると解消されるが、テストとしては良い結果が即決で見れない。

サッカーリムーバーでは、雑草が短い圃場では(写真左から2番目)キレイに処理が出来た。

30cmの雑草が生えている圃場(写真右から1.2番目)でも、一度である程度の処理が出来た。

しかし、リムーバーのワイヤーが雑草が絡んで千切れたり、シャフトに絡んだりして適度に絡みをほどく必要があった。

いずれも適度な間隔で圃場に入る事で、上記の問題は全て解決される。

こちらのワイナリーには、「BIO-DYNAMIC SRV」と交換用ヘッド 「バイオ・スター」を提案した。


★長野県駒ケ根  TURBO Bio-Star  / SRV(サッカーリムーバー) (2023年度)


    

リンゴ高密植栽培圃場でのデモンストレーション。

一部の圃場は傾斜地による段差があり、テラス側の段差に対応が難しい状況である。

リニエリ社からのアドバイスではバイオダイナミックSRLとバイオスターが推奨されたが、3ha弱の圃場を一人で管理するには

5km/h以上の車速で効果が出るバイオスターがベストと感じた。

デモンストレーションではワイン葡萄用のナローサイズの機械の為、株元に近づく事が出来なかったが、

まずまずの結果が得られた。

こちらのリンゴ園には「BIO-DYNAMIC ワイドモデル」を提案した。


★北海道三笠市  Bio-Dynmic  RSI (2023年度)


         

こちらのワイナリーではSRV(サッカーリムーバー)を購入して頂いていますが、SRVは長い雑草がある場合

SRVのひもと絡んで千切れてしまう事がある為、長い雑草は樹間用モアで短くしてからSRVをかけるそうです。

(写真は4月下旬の納品時の為、全体的に雑草は生えていない時期)


★長野県伊那市 TURBO /EL140 (2022年度)


  

JA主催のリンゴ高密植栽培での実演会。実演圃場は条件が良い圃場で、いずれの機械も良い結果が出た。

リンゴ高密植栽培では株元がライズベットと呼ばれる盛り土があり、バイオスターでは盛り土があっても良い感じで

土を動かしていた。


★山梨県甲州市 Bio-Dynmic (2022年度)

   

こちらの圃場ではTURBOブレードと同等機種を既に所有・使用しているが、

梅雨の時期は倒れた雑草が雨で復活してしまうそうです。

そこで「土を動かす」バイオダイナミックの効果を試してみたいとの依頼でした。

効果としてはキレイに土が移動してバイオダイナミックらしい最良の状況となったと思います。

ここの圃場では機械化に対応出来る様に、角材で添え木をしています。

良い添え木だと思いましたが、年数が経つと腐ってしまうそうで対策を検討中だそうです。

試運転 動画


★北海道三笠市  RAS180 ロータリーモア (2022年度)        

           


今まではO社の株間モア付き乗用モアを使っていたが、故障が多い為入れ替え。

ロータリーモアは、作業幅1m80でもトラクター必要馬力帯が50-60hpと大きい為、導入出来るワイナリーは少ない。


★岩手県花巻市 TRU165+SRV / TURBO (2022年度)

              

果樹園用シュレッダーTRU-165は、6cmまでの枝も粉砕が可能。

画像の枝は昨年剪定した乾いた枝だが、生木でも対応が可能。

スキットプレートがあり、指定したサイズまで粉砕する事が出来るのが果樹園用シュレッダー。

今は時期が早いのでSRV(サッカーリムーバ)は使用せず。

                

TURBOはプラウのアタッチメントを使用。

TURBOには油圧式セーフティーセンサーがあり、木など障害物を感知すると内側にオフセットして木を守り、樹間を除草する。

プラウアタッチメントは、除草以外に株元に盛られた土を慣らす効果もある。


★北海道余市町  荒剪定 CPL10+10 (2021年度)

          

お客様の希望は太枝より20cm以上 上を剪定したい。

しかし、10枚+10枚では剪定長が長すぎて対応出来ない事が判明。その為、5枚ほどプレートを抜く事となった。

その他、秋の短い余市町では木に水分が多く、乾燥する前に雪が積もってしまう。

水分が多いとプレートでは剪定部分が裂ける為、プレートの代わりにナイフを提案する。


★鳥取県米子市   CRL TUI   (2021年度)

             

剪定機用に購入したと言うトラクターは、33馬力と軽い為、リアにウエイトを用意して貰う。トラクターには油圧

  システムが無く、オイルケースより直接油圧カプラを取り付けて油圧を確保した。

  こちらでは雨対策で傘を付ける為、今回はㇵの字で調整したが、傘を付けた後は両サイドを上げ傘の上のみ剪定し、

トップのバーは下げて剪定する予定です。ERO社の剪定機は一体型になっているので、トップだけを下げる事は出来ないが、RINIERIは調整が可能。

  しかし、剪定機を取り付けしたトラクターが枕時で旋回が出来ない事が判明。機械化の為、圃場の修正が急務となった。


★長野県佐久市  ディスクハロー FRM16D   (2021年度)

   

水田の簡易耕起で使用。

この地区は粘土質で排水性が悪く、粘土質の泥がディスクにびっしりこびり付いてしまう。

ケージローラーに泥が入り込んでしまう為、ローラーを使わなければ何とか耕起が出来た。

今までは作業幅1~2mのロータリーを1~2キロで行っていたが、倍以上の作業時間で出来た。


★北海道岩見沢市 ディスクハロー FRM16D   (2021年度)

          

麦後の耕起で使用。

右図の様にディスクが作物もスパッと刻んでいる。

リニエリ社のディスクハローは、ディスクの配列が左右対称の為ハンドルが左右に取られず

オペレーションが楽である。


★北海道三笠市 TURBO SRV 油圧ポンプ付き    (2021年度)

   

TURBOブレードバー・バイオスター・SRV(サッカーリムーバー)を試してTURBO SRVを購入。

  デモンストレーションではソフトタイプのひもで行ったが、お客様はハードタイプを購入。除草効果は絶大だった。


  こちらの圃場では以前から除草剤を使わない栽培を行っていたが、機械の導入により除草作業が楽になる。


★北海道北斗市  TURBO バイオスター/SRV  油圧ポンプ付き  (2021年度)

   


海外で醸造の修業をしたオーナーが2年前に独立し、2haの圃場を一人で管理している。最終的には5haまで拡大する予定。

  オーナーは海外で機械化を経験していたので一早く機械に興味を示しており、まだ機械で除草するのは少々早いのですが、躊躇なく購入。

  デモンストレーションではEL(オフセットパワーハロー)を試しました。ELの諸元では30馬力から使用できるとありますが

33馬力のトラクターではオフセットの反動が大きく、運転に支障が出てしまう事を体感し、最終的にバイオスターとSRVを購入。


★北海道富良野市 バイオダイナミック  (2020年度)


             

現在

・除草機は何台か購入したが、傾斜地の為使えなかったり効果が無かった。

・現在除草は手作業だが、間に合わない時は除草剤を使用。

・火山灰地区の為土が固い。株元を柔らかくして水はけを良くして空気を入れたい。

・基本的には除草剤を止めたい。

実演

 株元は殆ど起こした事が無く火山灰の為固い圃場。本体重量が270kgと軽いバイオ・

 ダイナミックではディスクが地面に刺さらなかった。土を柔らかくする方法も提案したが、

 後日2~3年目の若い木で使用していると報告があった


★北海道富良野市 バイオ・ダイナミック  (2019年度)


    

富良野ワインに収穫した葡萄を納めているものの耕作組合ではなく、本業はゲストハウスとカフェ。

 カテゴリーとしては「農家」ではないので、トラクターや機械の購入は支払いのハードルが高かったそうだが、色々な補助金を活用して購入。

 木はまだ2~3年目と若い。 3haを一人で管理しており、除草作業機は必須。

 2019年度より使用して除草剤を使っている圃場と使っていない圃場では生育に違いが出ている。

 今期は除草剤を使っていない。

 通路にはクローバーを植えているが、機械のタイヤがクローバーを削っている事が分かり、オプションのローラーなど対策を検討。


★長野県上田市  ターボ・バイオスター / ターボ・サッカーリムーバ  (2019年度)

    

バイオスターの仕上がりはキレイに処理出来ているものの、オレンジ(ソフト)では柔らかすぎた様子。

 サッカーリムーバでは雑草の他、新芽も処理出来ている。


★岩手県花巻市 バイオ・ダイナミック  (2020年度)


                

バイオ・ダイナミックは雑草の根を切る作業機ではなく、「土を動かす」作業機。
  
  バイオディスクの角度を付けて、動かす土の量を多めに調整。


★沖縄県 国頭郡  BRM200E / ★鹿児島県 種子島  BRM200E  (2019年度)

             

サトウキビの台風対策として導入。

  台風が来る前に葉を剪定して、サトウキビの倒伏を防いでいる。


★鹿児島県種子島  BRM200E   (2019年度)

                     

ここでもサトウキビの台風対策。 
   
   剪定はサトウキビの上部と横。

   今までは近くの鉄工所が作成した機械を使用していたが、安全性が保証されておらず危険だった。

   今期よりCEマークなど安全設計以外の機械を使う事が禁止となったそうだ。


★北海道幕別町   BRM150E   (2020年度)


           

道路脇の木や防風林の枝を切るのが目的。

  ジャガイモハーベスターなど機械の上の従業員に木がぶつかる為、今までは毎年ハーベスターの上に人を乗せ人力で枝を切っていた。

結果として完璧に枝払いが出来た。剪定高は約6m。ハーベスターは全高約4mなので、高さも問題なく剪定。

しかし、10cmの枝が混じっていた個所で刃が木に引っ掛かり、トラクターを停止しなかった為フレームの弱い箇所が曲がってしまった。

  BRMの剪定可能ΦはMAX3cmである。太い枝が多い場合は、ORSLなどが必要。


  防風林剪定 動画