藻岩山
もいわやま
531m

慈啓会コース

0:00 登山口 1:40
1:00 頂上 1:00

藻岩山
頂上迄 2,300m
沿面標高差 +455m
沿面標高差 -10m

アイヌ名はインカルシュペ(展望台)で、 現在の円山がモイワ(小さい山)と呼ばれていた。

札幌市民に親しまれている藻岩山には、旭が丘慈啓会病院前、 旭が丘公園、盤渓小林峠そして藻岩山スキー場から登山路がある。 ここでは一番ポピュラーな登山口慈啓会病院前からスタートする。

登山路に一歩入るとそこは原始林。180万都市札幌のざわめきが、 うそのように静まりかえり、 鬱蒼とした林の中に木漏れ日が光っている。 入り口のすぐ右手に「天然記念物・藻岩原始林」と刻まれた 石碑が建っている。 1921年にこの山の北東斜面が国の天然記念物に指定され、植物の種類も樹木と草木で400種以上あるという。

原始林の中につけられた広い登山路沿いには、 観音様の石像と御詠歌が順次配列されている。 苔に覆われてほほえんでいる観音様や真新しい石像の 観音様の笑みに何番目と数えながらイタヤ、 ハルニレ、ミズナラ、カツラ等のいくつもの巨木の中を歩く。


登山口 藻岩原始林の石碑 登山路

占領軍が作ったリフトの台座跡を通り、秋のキリンソウやトリカブト等の咲く小路を登ると馬の背にでる。 ここで旭が丘公園からの路と合流する。樹木の間からチラッと見える札幌の街並み、 大都会の中にこんな大きな自然が残されていることに驚嘆する。

33番目の観音様を見送るとすぐに六角の建物が見える。そこは頂上直下、藻岩山観音奥の院、 白い観音様に迎えられ、回り込むと頂上に着く。

樽前山、恵庭岳、空沼岳、余市岳、手稲山、左手には札幌の街並みの向こうにピンネシリ、 神居尻山、暑寒別岳等の展望を楽しむことができる。
発展する札幌の伸びやかな姿を一目で見ることが出来る「インカルシュペ」だ。

山頂の標識と札幌市街 山頂より恵庭岳方面