ピリカヌプリ
1,6312m

ヌピナイ川右股北面コース (経験者向)


0:00 入渓地点 19:00
7:00 上二股 14:00
11:00 頂上 11:00

日高山系南部に位置し、その名、ピリカヌプリ(美しい山)の通り、優美な山容の山。

大樹町尾田のカムイコタンオートキャンプ場よりヌピナイ川沿いの林道に入り、約10q位進んだ地点で右岸へ渡る道も現れるが、 そのまま左岸を進み、右股沢の支沢の左岸にある駐車地点から、本流にある林道へ渡る。 林道は370mの熊の沢分岐を過ぎ、本流の左岸標高400m付近まであるが、 その後はブッシュに覆われている。

坦々とした河原歩きが続き、 507mで右岸に函状の沢が出合うと、本流も次第に川幅が狭まり沢らしくなると、いよいよ、ヌピナイ川の核心部が始まる。 函内部で左岸から右岸へ渡渉し、右岸の高巻き、左岸への渡渉、微妙なバランスを要求される 釜左岸のへつりなど時にはザイルによるビレイも必要となる。 650m付近の2段の滝は右岸の壁からの滝中央部のバンドを巻く。 高巻き途中から、上部に七つの釜のナメ滝がよく見える。 七つの釜の沢床は一面白い岩盤で、碧の水を湛えた深い釜は何時までも脳裏に残る。 ナメ滝が終わるとまもなく790mの上二股(直登沢出合)となる。ここにはテント数張分のスペースがあるが、増水時には危険。 また途中、早い時期には崩壊しそうなスノ−ブリッジの通過に神経を使わなければならない。

上二股から右股へ入るとソエマツ岳に達し、ピリカヌプリは左股に入り、所々に現れる、 簡単な小滝・滑床を過ぎると見せ場も終わりガレ沢の登りで、やがてブッシュの中のトレースを辿り頂上に至る。